平成30年 十二月の戌・大安日の御案内と、住職の動静 御知らせ
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戌(いぬ)の日は8日(土)・20日(木)です。
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大安の日は3日(月)・7日(金)・13日(木)・19日(水)・25日(火)・31日(月)です。
****** 住職の動静 *****
十二月の予定を御知らせ致します。
12月は、『戌の日』・『大安』は全て在山の予定です。
24日(月曜)振替休日は檀家法要の為、午後2時から暫く(一時間位)不在となります。
但し、さすがに師走、所用で外出することもあります。
又、地域寺院の手伝いの為、不在となるときもありますので、
住職の動静確認の為に、御祈祷を希望される方は御連絡を頂ければ幸いです。
御連絡は ℡054-278-9728 又はHPの問い合わせメールで。
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子授祈願の時、必ず『念ずれば花ひらく』と云う言葉を御伝えしています。
子供の御縁を頂く、新しい命を頂くには、只ひたすら願うこと・祈ることで、観音様に心願の声を聞いて頂き、成就させて頂く一番の方法だからです。
御承知の如く、此の言葉は仏教詩人 坂村真民(さかむら しんみん、1909年~2006年)さんの詩の一節です。
今回ひょんな御縁で真民さんの揮毫された掛軸が寺に参りました。(下の写真です)
近年本堂内が全て椅子に変わり、冬の足元対策で毛氈(もうせん)を購入しています。
新品は高価な為、茶道関係の方が使われた品が中古で販売されていることを知り、静岡の茶道具店に問い合わせてみると在庫有りとのこと。
早速購入した後、ダイレクトメールが届く様になり、今月の案内を見ると、なんと高僧の掛軸のなかに坂村真民さんの品があり早速持参頂いた次第です。
軸を拝見しながら、どうしてこの様な品があるのか疑問に思い、尋ねてみると、
最近は茶道を離れる人が多く、結果、道具を手放すケースが多くなり、この軸もかつて御主人が大切にしていた品だったが、茶道具と共に手放したようで、
店の主人も茶席には不向きかもしれないが、誰かほしい人がいるかもしれないと思い案内に載せたとの話でした。
「納まる所に納まってよかった」 と云われましたが、私は軸のほうが私を選んで来てくれたと思っています。
私の収蔵品となりましたが、限りのある時間です。この先どうなるか解りません。となると収蔵品では無く保管品ではないかと・・・・・。
次の世代まで其の品をベストな状態で渡せるよう努めることが私に課せられた務めではないかと・・・・。
又、道具のほうも、務めてくれる人を選んで来てくれるのではないかと・・・・・・・。
店の主人と昨今の茶道具の雑談のなかで、そんな思いを一層深くするとともに、到来した軸に不思議な縁を感じています。
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