昭和61年、長女の初節句から毎年飾っています。
倉庫から雛壇、人形を出して飾りますが結構時間と手間がかかりますね!
倉庫と云っても床下の収蔵庫で、運び出すのに腰がいたくなってしまって・・・・・・
今になるとコンパクトな雛飾りにしておけばと思いますが、初節句の当時は初めての女児ということで、段飾りを選んでしまいました。
もう、お雛さまの前で遊ぶこともなく少し寂しい気がしますが、季節の行持を大切にしていきたいと思います。
そのうちに写真の掛軸を飾るだけになるかもしれません。
*
軸は岡田米山人(1744~1818)江戸時代の南画の大家です。
『桃尓久ミ また菊尓酌む盃能 め具里尽せぬ 御世曽 當のし起』
(桃にくみ また菊に酌む盃の めぐり尽せぬ 御世ぞたのしき)
七十五翁 米山人 子識書
紙雛自画賛で西村南岳の箱書きが付いています。